【完結】遺族の強い希望により
そばにいたところで、自分には何も出来ないような気がみのりにはしていた。
先ほどからずっと、肝心なところで何度もパニック障害のような症状の兆候が出かけている。
亮のフォローがあったから何とかここまで正気を保ってこれたが、状況とバランスを見たら自分は完全にお荷物。
――ああ、そうか。
ふ、と気が付いた。
玲奈の母親は、亮に頼んだのだ。
玲奈をそばで支えるべきなのは、亮だ。
亮が支えるべき相手は自分ではなく、玲奈だ。
折を見て1人で静かに立ち去ろう、そう決めたみのりを、玲奈の母親の視線が絡め取った。
「あなたが見つけてくれたのかしら」
ぎくりとした。
やはり、咎められている?
だがそれを理由に向こうから追い返してくれるのならその方が楽、と言ってしまえばその通りである。
先ほどからずっと、肝心なところで何度もパニック障害のような症状の兆候が出かけている。
亮のフォローがあったから何とかここまで正気を保ってこれたが、状況とバランスを見たら自分は完全にお荷物。
――ああ、そうか。
ふ、と気が付いた。
玲奈の母親は、亮に頼んだのだ。
玲奈をそばで支えるべきなのは、亮だ。
亮が支えるべき相手は自分ではなく、玲奈だ。
折を見て1人で静かに立ち去ろう、そう決めたみのりを、玲奈の母親の視線が絡め取った。
「あなたが見つけてくれたのかしら」
ぎくりとした。
やはり、咎められている?
だがそれを理由に向こうから追い返してくれるのならその方が楽、と言ってしまえばその通りである。