【完結】遺族の強い希望により
これ以上、自分に話を振って欲しくなかった。
もう嫌だ、と、みのりは全て放置してこのまま逃げ出したい気分に駆られていた。
ドーナツを持参したのもそれを仏前にあげようと言ったのも自分だ。
玲奈を元気づけることだけ考えていた。
こんな時なのに、こんな時だからこそ、自分に出来る方法で彼女を笑わせなくてはならないと思っていた。
だがそれは、対玲奈の関係が土台にあるから許されることで、一方では不謹慎で非常識なやり方なのかもしれないという思いもどこかにあった。
本音を言えば、玲奈がそのやり方を受け入れてくれるかどうかすら不安だったのだ。
きっとドーナツも死者にあげるものではなかった、あげ方もいけなかったし、そもそもあげてはいけなかった。
きっと自分で思っていた以上に、二重にも三重にも無礼を働いたのだ。
みのりは自分を責め、後悔した。
もう嫌だ、と、みのりは全て放置してこのまま逃げ出したい気分に駆られていた。
ドーナツを持参したのもそれを仏前にあげようと言ったのも自分だ。
玲奈を元気づけることだけ考えていた。
こんな時なのに、こんな時だからこそ、自分に出来る方法で彼女を笑わせなくてはならないと思っていた。
だがそれは、対玲奈の関係が土台にあるから許されることで、一方では不謹慎で非常識なやり方なのかもしれないという思いもどこかにあった。
本音を言えば、玲奈がそのやり方を受け入れてくれるかどうかすら不安だったのだ。
きっとドーナツも死者にあげるものではなかった、あげ方もいけなかったし、そもそもあげてはいけなかった。
きっと自分で思っていた以上に、二重にも三重にも無礼を働いたのだ。
みのりは自分を責め、後悔した。