恋の禁断症状

「わたしが犯人なんだからどこに隠したかなんて教えるつもりないし、ましてや一緒に探すつもりもないの」

「だったら何でこんなことをするんだ?」

「黙って聞いてなさいよ、これは忠告よ。彼女の幸せを考えるなら、結城まなかから身を引きなさい。」

「だから、なんで?」

彼女は僕を壁に追いやり無茶苦茶なことばかりを鉄砲玉のように言った


< 130 / 500 >

この作品をシェア

pagetop