恋の禁断症状

「…結城さん、あなた妊娠してるの?」

「…そうみたい。まさふみ先輩とはいつもゴム使わなかったから…」

「…お兄ちゃんの子どもを身籠ってしまったわけね?」

吉永もも子からニヤリと不適な笑みが零れた

「…ありがとう、これ貰っておくわね」

「…ちょっ、待って!それ返して」

何が一体起きたのか状況を掴めないでいると
吉永もも子の姿はあっという間に消えてしまっていた


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