恋の禁断症状

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いくつ季節は過ぎただろう

もの悲しい秋が過ぎ、厳しい冬が過ぎ、優しい春が訪れようとしていた

お産に反対していた両親をまさふみ先輩と何とかふたりで説得させ

お腹の赤ちゃんもすくすく育っている

もう臨月を迎えていた、そんなある日のことだった


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