恋の禁断症状

「えぇ!?」

晴天の霹靂というのか、いきなり告白されてしまった

「もしかして、他に好きな人がいるとか?」

驚きのあまり飛び上がってしまった

「いえ、いませんけど」

「じゃ、きまりだね。付き合っちゃおうよ、誰にも内緒で」

赤いスカーフを整えてくれたかと思うと同じように整った顔が顔面間近まできて

「これはよろしく、のキスだよ」

と唇がいとも簡単に重なってしまったのだった


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