恋の禁断症状

わたしは昼から授業に戻りきちんと勉学に集中した

かずゆきが唇で触れた耳たぶが時折気になって

髪の毛を耳にかけたりはたまた髪の毛をもとに戻したり繰り返していたが

授業に格別差し支るほどではなかった


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