不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
『…や、やだ……見ないで………』
恥ずかしくて死にそうだ。
見られたくなくて、出来るだけ身体を隠すように丸まる。
「……見せろ」
『や、やだ!!』
見せろって言われて、誰が素直に裸なんか見せるか!!
「おい、リン…」
いつもは呼んでこない名前を呼ぶなんてずるい。
『いや……』
変わらずぎゅっと丸まる私。
そんな私にアカリは「はぁ」と溜め息をつくと、身体を隠すのに最も大切であろう腕をグイと持ち上げてきた。
お世辞とは言えない小さな胸。
露わになる自分の身体に、羞恥心が隠せない。