不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
「まぁ、バレてはいたがサプライズ成功だな!!よくやったぞお前ら!」
案の定、雰囲気の読めないツバサさんはガハハ!と笑う。
計画した俺たちは「泣くほど喜んでくれた」と嬉しくなった。
けど、それは違った。
『…ぅっ……私はっ、
みんなに話してないこともっ、
嘘をついていることもっ、
騙していることもある…っ…、
だから…っ、こんなことしてもらうような人間じゃないの……っ』
それはリンリンの叫びのようなものだった。