不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
しーんと静まり返った店内だったが、
「まぁまぁ、いいじゃねーか!!お前らが認めたんだろ?ならよし!!とりあえず今日はお嬢ちゃんが主役だ!思いっきり楽しめ!!!」
ヒロさんの声で店内は徐々に賑わいを取り戻す。
リンリンは涙をグイと力強く拭くと何かを決意した顔になった。
リンリン、君が何を決意したのかはわからない。
けど、俺たちはリンリンを守るって決めたよ。
その頃の俺たちはまだ知らない。
もうすぐそこに迫りくるものがあることを。