不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
二次会は翔子ちゃんと公平くんが帰った後、今もなお盛り上がりを見せていた。
でも、そんなのどうだっていい。
『何で…何でっ、ツバサが知ってるの??!!』
ここに来て一番大きな声を出している、いや、上げているかもしれない。
みんながこっちを見てるだなんて構いもしない、いや、できない。
『聞いたの…?私のこと聞いたの…?!!』
違う、違う、違うっ!!
こんな事が言いたいわけじゃない!
でも、だって、そんな、まだ完全に覚悟ができたわけじゃなかったのに…!!
『ねぇ!答えてよ…っ!!!!』