不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
「……ダメだ、連れてく」
「だろ!留守番が良いに決まって、はぁ?!!何でだよ!」
「余計な事しそうだからな」
ギン!とアカリに睨みつけられれば、力を使うなと念を圧された気分になる。
バレバレってことか……。
けど、連れて行ってもらえならラッキーだ。
アカリには申し訳ないけど、私だってみんなの役に立ちたい。
車に乗り込むと、
既に乗っていたハルキと公平くんが
「え、お前も来んの?」という顔をしている。
悪いけど、行くって決めたもんは行くんだ!
私だって翔子ちゃんを助けに行くんだ!