不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
「……体質みたいな感じかな?聞いたことある?ツバサ」
「いや、ハルキがねぇなら俺もねぇな」
『ち、小さい頃からなんです!病気とかじゃないですし、体質的な感じなので、全然気にしないでください!』
これも、私が普通の人間ではない証。
そんなこと言えないけど。
だからそんな複雑そうな顔で見ないでほしい。
胸がぎゅっと締め付けられる。
「とりあえず、アカリには報告しとくね。俺らの長(おさ)はいちようあいつだからさ」
『お、おさ…??』