不思議な力を持つ女の子と暴走族の話。上
「なんだよアカリ」
珍しい、ハルキさんのちょっと不機嫌な声。
「下っ端のあいさつは明日にしろ」
「明日って学校だろ?だったら今…」
「俺らと同じとこに通ってる奴らだけでいい。それ以外の奴らには一切関わるな。」
鋭い目で私達を見たと思うと、アカリさんはまた雑誌に目をやった。
「はぁ〜あ、お前はどんだけこのブスを箱入りの姫さんにしてーんだよ」
ツバサさんが呆れた風に言う。