叶えたい花。

気は済んだか?俺はすんだ!

「ふざけんな!話付けないと気が済まねー!」

「シゲ、俺も同感だ」

 と、敵対関係にも関わらず同感しているアホ二人は置いといて。私は、

「シゲ!サボるんでしょう!今行かないとサボれなくなるんだよ!先生も!次授業ですよ!」

 二人は舌打ちをしつつも、やっと動いてくれた。私はホッとしつつ、シゲをどうするかとまた悩んでいた。
 シゲのサボっている場所まで行くのに、色んな人に声かけられた。例えば、女子の方の体育教師とか、

「あら?どこ行くの?教室はあっちでしょう?」

「はい、ちょっと…」

 ノリの良い化学教師とか、

「なんだ?これからデートか?」

「おうよ!いいだろ!」

「違います」

 のんびり屋の地理教師とか、

「あれ、授業始まっちゃいますよ?」

「ちょっと忘れ物を…」

 何気にシゲと仲の良い天然の校長先生とか。

「メガぁネぇ~は~、どーこいったかね~ぇ~?」

「ここだよ!おっさん!」
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