私の隣の席の男の子
隣の席の男の子

私の名前は花園あかり(ハナゾノ アカリ)
そして隣の席の男の子は一言で言うと変わり者。

名前は栗本遥貴君。(クリモト ハルキ)
私は彼の顔を一度も見たこともなければ声も聞いたことがない。

彼が不良で学校に来てないだとか
病弱だからだとかそんな理由ではなく
彼は隣で真面目に授業を受けている。

じゃ、なんで顔も見たことない声も聞いたことがないとゆうとそれは
彼が"お面"をかぶっているから。

なぜかぶっているのかは知らない。
だが、私は彼の噂を何度か耳にしたことならある。

なんでも、呪われているだとか
彼の目を見たら病気になるだとか
興味本位で彼のお面をとって目を合わせたら一週間寝込んだだとか。
そんな噂が耐えない。
高校生にもなって馬鹿馬鹿しいと
思う私。

それでも
面白半分にからかう奴らも数多くいる。

私なら不登校間違いなし。
なんて思うけど彼はめげづにきては
ただひたすらにノートをとっていた。


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