小さな机
1人
物語はいつも突然現れる

1人の小さな机から始まる___

小さな物語_____



ある、夏の頃___

ここは、暦学園(こよみがくえん)

私は高校2年生 木村 都
(きむらみやこ)

いつもどおり、授業を受けて
お昼ご飯を食べて、下校していた
この時は、私に机以外
学校に何もなかった。

毎日変わらない____
同じ毎日___
家に帰っても
何もない
私の両親は
少し前から両親の欠片もないほど
話さなくなった。


こんな、毎日に何か
何か楽しい出来事が欲しかった

小学校から今まで

友達はいたけれど
パシリに使われるだけだった

何回も「死にたい__」

この繰り返しだ

こんな私に、何もない
このまま、時間だけが進んだ__



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