モテすぎる先輩の溺甘♡注意報




「女はみんな同じって思ってんのかもしれねぇけど、桃ちゃんは確実に違うだろうが!何でその特別な気持ちが好きなんだって気付かねんだよ!」


「……」


「お?お?無視かぁ?どうせこの先桃ちゃんに裏切られたら今度こそ耐えられないって思うから一歩踏み出せねぇだけなんじゃねぇのぉ?」


「……」


「怖がってるだけだろぉ?この弱虫ぃーーっ」




なんだこいつ。



ムカつくけど図星で何も言い返せない。




「後悔しらって遅いんらからなぁー」


「呂律回ってねぇよ」


「うるへぇー。お前なんらそこらへんのガキと一緒ら」




そのあとも呂律の回らない英二の説教は続き、寝たのは夜中の3時で起きたのは昼過ぎだった。



起きたら英二は説教したことなんかすむかり忘れてて、俺の中にはモヤモヤだけが残っていた。




〜陽 side end〜




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