モテすぎる先輩の溺甘♡注意報




「まぁ、確かに可愛いもんね。彼女にもしたくなるよね」




けど、案外早く悠里って人は折れてくれた。




「連絡先消しとくね!あ、あと陽が彼女できたってこと広めといてあげるよ」


「あー、それいいね。よろしくな」


「オッケー!今日はわざわざありがとう。もう会えないって思うと寂しいけど、陽の幸せを願うよ。彼女さんとお幸せにね!」




むしろ最後はニコニコと笑ってて、さっきまでの悲しそうな寂しそうな表情はどうやって消えたんだと思うくらい明るい印象だけが残った。



ひーくんも少しは名残惜しいのかと思ったけど、その言葉を最後にひーくんは何も言わずに先を歩き出した。



あたしもその後について行こうと足を踏み出したその時、悠里って人に手首を強く掴まれ引きとめられた。




「ひーくんのこと、よろしくね」




可愛い笑顔でそんなことを言われ、あたしは思わず頭を下げてその場を後にした……。



ひーくんに追いつき、お昼をまだ食べてなかったあたしたちは駅近くのファミレスに入った。



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