空色初恋
見た目は怖いけど彼に惹かれていた



私は、毎日、公園に通ってこそこそと彼を見ていた



1週間通った私は初めて彼に声をかけた



「私は、星月咲夜(ほしづきさや)っていうねん。お兄ちゃんはなんて名前なん?」


「……」



彼は一言も喋ってくれなかった



それでも毎日頑張って話しかけてた



ある日、私にとうとう降参した彼は



私と話をしてくれるようになって


名前も教えてくれた



私はすごく嬉しかった



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