海までの道 ~あなたと私の距離~



なんだか明るくするのが嫌で、部屋の明かりはつけずにソファに座った。



『さよなら。か…』




かなしいような、すっきりしたような両方の気分がする。




あの時、晴人が



「一緒についてきて」



と言っていたら私はどう答えただろう。
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