向日葵の事情

「俺ら全員が過去に何かを抱えてる奴ではねぇ。だが、彩都。お前はわかるだろ?苦しいって気持ち」

そう、彩都は過去に苦しんでいる


「だから、疑うな。ただ、自分が信じたいものを信じろ。もしかしたら有馬はスパイかもしれない。でも信じたい奴は信じ続けて疑うな」

晴哉は、いつも俺らには強制してこない

『俺は有馬を信じるが、お前らが信じるか信じないかは自由だ』という自己責任。

言っとくけど、個人プレーではない

仲間を信じるのも自己責任だからな


「有馬を信じたいと思う奴に言う。絶対に有馬を助けるぞ」


何処の熱血教師だよ、みたいな言い方が俺ら空海の合図だ


錦有馬…俺はハッカーだが、情報だけでは惑わされない。

お前の心を晴らしてやる



【真咲side終】
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