向日葵の事情

「はははっ、おもしれーやつ!お前、ほんとバッサリだな!晴哉の趣味疑うわー」

彩都はお腹を抱えて笑い出した

え?なんで晴哉が出てくるの?


「たっだいまー、梅のゴリゴリ君あったよー」

え、あ、おかえりー

じゃなくて!

梅味なんてあるんだ…
恐るべきゴリゴリ君…


「ほらよ、有馬。だから許せ、な?」

「うー…わかった許す」

と言いながらゴリゴリ君梅味を口にする

うっ、すっぱー!

「あ、ねぇー晴哉ー。さっき彩都がねー、晴哉の趣味疑うとか言って笑ってたんだけどなぁにー?」

「は?お前、彩都と喋ったの?」

「そうそうー、ねー、彩都ー」

なんか晴哉が彩都を睨んでる気がするけど、彩都は普通に本を読んでるから気の所為なのかな
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