TEAR LOVE
あぁ、記憶を失っても覚えていてくれたのか

あの桜道を

涙が溢れそうになるのを必死にこらえる。


「…泣いている女の顔が思い出せねぇんだ」


そう言って顔をしかめる





 



 「では…その女の人は、桜炎様を大切に思っていたのですね…」


 彼はますます顔をしかめる

「なぜ、そうおもう?」

だって、そんなの決まってる









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