私の王子先生♡
side なつ


私は数学教材室に引っ張り込まれた。

(お、怒られる!)

私はそう想うと涙が止まらなかった。
好きな人に怒られる、嫌われるのは
一番辛いと想う。




「何…泣いてるの?」


「ごめんなさい。ごめんなさい。
叩いて…ヒッグ…痛かったよね…ウヴ」

「俺がいけない。お前を傷つけた。」

「う、ウゥ…」

「俺の事嫌い?」

私は当たり前のように首を横にふった。

「好きってことでいいんだよね?
俺の彼女はお前だよな?」

好きだから。首を縦にふった。

先生は私を優しく…強く抱きしめてくれた
私はこれを、まっていたのだろう。


新聞部が見てる何て知らずに
私はただただ先生に抱きしめられた。
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