Anemone~君を思い。涙する~


「ちょっと来て!」

「大丈夫だよ。夢野くん。」

夢野信二《ゆめの しんじ》

サッカー部のキャプテン。

「大丈夫じゃないよ。

泣きたい時は泣いていいんだよ。」


夢野くんの言葉で

私の涙腺は崩壊した。

いつまで泣いてたのか分かんない。

「ありがと。夢野くん」

「信二。って呼んで?」

「え...。」

「お願い。」

「うん。」

「美穂..。」

「え..」

「俺も、美穂って呼んでいい?」

「うん☆」


びっくりした。

蓮くん以外の男の人に下の名前で呼ばれるの

初めてだったから。
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