嫌い、大嫌い、、大好き。


それからずっと毎日のようにうちと碧は
LINEした。



毎日最後は

《もう寝るわー、おやすみ》

って碧からきて

《おやすみー》

って返して。


そんな些細なことが幸せだった。




毎日LINEは切れるのに
次の日になるとまたお互いにLINEを送りあった。



その日あった

悲しかったこと

恥ずかしかったこと

嬉しかったこと



ぜんぶ、ぜんぶ、なんでも話してた。



聞いてもらってた、のほうが
合ってるかもしれないね。



LINE送ろうって急いで学校から帰って
スマホみたらもう碧からきてたこともあった。



ほんとに、ほんとに幸せだったの。



祐介に傷つけられた…って言い方は悪いけど

その祐介の噂による傷とか心の痛みが

碧によって浄化されてったんだ。






時は流れ


気がつくともう



12月も終わりを迎えていたーーーーーー






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