黄色のチューリップ
ガコンッ
「もっと早くなんないのぉー?力なーい」
「うるせー!じゃあお前がもっと軽くなれ!」
「な…なんて事を…!」
「じゃあ黙って乗ってろっ!」
なんだかんだ楽しかった
嬉しかった
だって好きな人の後ろだもん
「じゃあまた後でな」
「うん、ありがとね」
「どーいたしましてー。じゃーな!」
あたしは自分の部屋に戻った
そしてベッドに倒れこんだ
「~~~~~~っ」
やばいやばい!チャリの2ケツって
かなり密着できるし…
啓太の匂いがふわ~って…
ふわーって!!!
「やばーいもう~~っ!」
はっ…
服決めなきゃ
あたしは急いでクローゼットを開けて
大量の服をバサっとだした
「どれにしよう…」