歪な愛のカタチ




「起きた?」


濡れた髪の毛をタオルで乾かしながら


私がいるベッドに腰を下ろす。



『ごめんなさい…』


「ん?何が…かな?」



『…だって…』


私はイッてしまったことを

申し訳なく思った。


なんとなく、佐々木さんに悪い気がした。


「大丈夫…香織の新たな一面が見れた」


その言葉に、私の身体が…顔が熱くなる



『や、やめてください!』

「そんな顔されたら……たまんないよ…」


そう言って私に優しいキスを落とす。
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