スケッチブック
桜の木
周りのみんなが見たことない人ばっかり…。
みんな中学が同じだった人同士が固まってクラス発表の紙を見に行っている…。
アタシだって…小学生まではここに住んじょった。
この田舎に。
中学は言わゆる…「都会」の学校に通っとった。
だから…だから…友達と呼べる人はここに誰一人いないだろう…。
人気が無くなってから一人ポツンとクラス分けを見る。
アタシは、C組だった。
恐る恐るその教室に入る。
予想通り、もうみんないた。
パンツが見えそうなくらいスカートが短い人。
腰パンしちょる人。
眼鏡をしちょる人。
化粧をしちょん人。
髪を妙に気にかけちょん人。
いろんな人がアタシの目を覆う。
そんな中、窓際の一番後ろの人と目が合った。
すると…アタシの方に近寄ってくる。
「もしかして、樹菜?」
みんな中学が同じだった人同士が固まってクラス発表の紙を見に行っている…。
アタシだって…小学生まではここに住んじょった。
この田舎に。
中学は言わゆる…「都会」の学校に通っとった。
だから…だから…友達と呼べる人はここに誰一人いないだろう…。
人気が無くなってから一人ポツンとクラス分けを見る。
アタシは、C組だった。
恐る恐るその教室に入る。
予想通り、もうみんないた。
パンツが見えそうなくらいスカートが短い人。
腰パンしちょる人。
眼鏡をしちょる人。
化粧をしちょん人。
髪を妙に気にかけちょん人。
いろんな人がアタシの目を覆う。
そんな中、窓際の一番後ろの人と目が合った。
すると…アタシの方に近寄ってくる。
「もしかして、樹菜?」