永遠に....

日和は笑顔が多くなった

施設の園長達、子供達もビックリするぐらい元気になった

数ヵ月後

「あれが本当の日和ちゃんだったのですね」

「弟がいたというけど、とても世話焼きな子だったのですね」

園長と先生は子供達が遊んでいるのを見守っていた

「本当に笑顔が可愛いですね」

「夜泣きもなくなったことだし、慎司君と出会えてよかったですよ」

「少し寂しくなりますね。せっかく子供達と仲良く出来たのに...」

「でも、日和ちゃんが幸せになれるなら...」

日和が新垣家に招かれた日は雲一つない晴れた日だった

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