神様のくれた時間
「美雨~! 起きてる?」
下から お母さんの呼ぶ声が聞こえる。
私は ココアに部屋から出ないでねって言って 急いで下に降りた。
「美雨 寝坊したの?珍しいわね」
お母さんが話しかけてくる。
「うん まぁね」
適当に 返事を返しながら 急いでご飯を食べて 制服に着替えた。
家を 出る前 一度部屋に戻って ココアにご飯食べる?って聞いたら
「僕は 飲んだり 食べたりしなくても大丈夫だよ」
って…
本当かな?
今日は 急いで帰って来よう。
そう思った。