.。泣き花火。.


それからしばらく梨華と他愛ない話をしていると、目的の花火大会についた。


この辺では有名な花火大会なだけあり

屋台もたくさんでている



「よーし!!いっぱい食うぞ!!」


「梨華、花火じゃなくて屋台が目当てでしょ?」


私の問いかけに、バレた?と笑う


まぁ、梨華のことだから

純粋に花火を見にくることが

目的じゃないことぐらい

わかっていたのだが


「まずはイカ焼きに焼きそば…それからイチゴ飴に綿がし、あ、ミルクせんべいも食べなきゃ!」


「どんだけ食べるの!?」


「そりゃーたっくさん食べるよー。
そのためにみこを誘って来たんだから」


なんていう梨華の言葉に多少呆れながら

彼女の食欲がおさまるのを横でまっていた


だが…彼女の食欲はおさまるどころか、

増していったのだ。



「梨華…いくらなんでも食べ過ぎじゃない?」


「そう??」


不思議そうにする彼女の手にはりんご飴が握られていた
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop