恋に恋した
その傷は

「し、篠崎くん!!」

「あ?」

「そ、その。左首の傷って…」

「これか?それが、記憶になくてよぉ。なんかあんのか?」

「いや、なんでもないの!じゃあ」

私は廊下を走りながら思った
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