クール系女子の2度目の恋

-出会い-

ピピピッピピピッピピピッピピ…
ガタ____


「う"ぅん…眠い…。」

昨日はいろいろ考えすぎてまた
3時過ぎまで起きちゃった…


今日学校休もうかな…


そう少し思いながらもゆっくり体を
起き上がらせ、洗面所へ向かう

ここ…やっぱ無駄に大きいな
1人部屋だってのにこんな広いし天井高いし
まぁ本邸ほどじゃないけど

家具が家のを丸々持ってきてて
家に帰った気がしたのはびっくりだったけど…どんだけお金使ってるんだろ

キュッキィ──シャ───
パシャッパシャッ







…ふう。今は………7時10分…


目、悪くなったな。コンタクトでも
作ろうか…


プルルルルルル…

ん?

あ、お父さん



「はい、おはようございます。お父さん。朝からどうかしたの?」

<ハロー麗華〜❤︎どうや?学校サボらないで今日行けそー?♪>

朝からはっちゃけてる

サボろうとしたのバレてたんだ


「…サボろうかなとは思いましたけど…でも行くよ。勉強遅れるとやっかいなので。」

<まーたまた〜☆バーバード大学卒業の麗華はそんなのごみ拾いみたいなもんやろ〜♪>

そう。私は世界トップの大学、バーバード大学を10歳で卒業している


言語だって日本語入れて7ヶ国は喋れるしパーティーの時はいっつも役立ってる


「それはそれ、これはこれです。高校サボってるのに頭いいなんておかしく思われる。」


それに疲れた時とかだるい時にサボるだけだし…

<そっかぁー★でも今日は自己紹介とかもあるんやから来てな❤︎いつでも理事長室で待ってるよぉ〜ん♪>

ブチッ


…ダメとか言わせない気だね

そんなに行かせたいか…?


まぁいいや

私は服に着替えて朝ごはんをほんの少しだけ食べ、寮を後にした








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