Words of farewell...

決めた心《砂千side》



ちさねぇ…嘘だよね?


なんで起きないの?


私ばっかり助けられた


私まだ恩返ししてないよ…


ねぇ起きてよ…



「砂千」



『お母さん…』



「これ読んであげて」



手紙?



「千咲からの手紙よ」



ちさねぇからの?


そんないきなり言われても、急にいろんなことを受け止められるほど、私は強くない…



「全部受け止める必要はないの
でも、向き合わなきゃ何も始まらない」



そう言われ、私は手紙を読み始めた…


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