滝本くんのHPが10を切りました。
私はそっとおでこに触れる。




すると、途端に思い出される至近距離の滝本君の顔。




うっはぁぁぁあ!!!やばいやばいやばい!!!




こんな!!こんな距離に!!!




興奮が抑えきれなくなった私はベッドにダイブし、枕に顔を埋める。




なんか、今更ながらすごく恥ずかしくなってきた……。




だんだんと落ち着きを取り戻した私は、ゴロンと仰向けになる。




「早く、明日にならないかな…。」




小さく呟いた声は、静かな部屋の中に溶け込んで、再び静寂を作り出した。
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