愛しのヒーロー
婚約
あれから、一年はたっただろう。

あいつらとは縁が切れた。


でも、いじめは終わらない。あと一年の
辛抱だ。




「亜子」

「ん?どうしたの?」

「えっと…//お、俺が18になったら…」

「?」

「結婚しよう。」


「……」
私は固まった。だって、え。


「けっ…こん?」

「う、うん。返事は?」

「私、ずっと紳といたい。結婚する」

「ほんと!?ほんとだよな!」

「うん」と、笑顔で返事をして。

彼は本当に嬉しそうだ。


「俺!工事現場のアルバイトやる
ことにした!俺たちのために!金ためるよ!」

「私もカフェバイトするね。がんばろ」

私たちは抱き合ってキスをした。

「あ、なんだかんだ、初めてのキス」

「…わ!ごめん!」
彼は慌てて誤った。

「大好き。」

「俺も。」

彼は私をベッドに押し倒して
抱き合った。甘い甘い初めての夜。
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