オレンジ。~星空の下で。anotherstory~
「ちゅーか、ここにいてもつまらんやろ。
同世代の友達とかおらんの?」

「私個室なんだもん。
隣はおじいちゃんたちばっかりだし。」

「なるほど。」

「だから売店で同じくらいの子
見つけて嬉しくて声かけちゃったの。」

「ふぅん…まぁ、
気が済むまでおったらええやん。
俺は寝る。」

「あっ、ひどい
ほったらかし?」

「ひどなんかない。
眠いから寝るんや。」

「ぶぅー、ケチ。」

「言うとれ。」

俺は瑞穂に背を向けて目を閉じた。
< 32 / 176 >

この作品をシェア

pagetop