悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜
十六章



深影の想いを聞いてから、
2週間くらいたった。





あれからずっと心が上ずっては落ちてを繰り返していて。



一緒にいるわけでもないのに、


深影のたった一言にあたしは振り回されていた。






なんだか鬼龍の皆と会う気分にもなれず、


2週間も家から出ない夏休みが続いた。
< 189 / 343 >

この作品をシェア

pagetop