悪態少女の恋物語〜運命の人を見つけてください〜



「合格だ、理緒」




そう言って笑う組長は、

やっぱり深影そっくりだった。







あれから組員たちは、

なにがなんだかわからないような顔をしながら




邪魔してすんません!


って、部屋を出ていった。







途端、緊張感と沈黙が流れ出す室内。
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