俺は○○に恋をした
だからってこれが好きって感情なのか?

悩んでる俺の頭を守がクシャっとなでて
立ち上がる

「まっ!応援してるぜ礼生」

「ああ…」

悔しいけど

このことに関しては守を頼らなくてはいけないようだ…

カッコつけて屋上から出ていくあいつの背中を眺めて思った。

なんであいつは俺の事全部お見通しなんだよ…

守には隠し事できねぇ。


最後の授業だけは受けたが

全く頭に入ってこなかった。

『それが好きってことなんじゃねぇーの』

頭には守に言われたあの
言葉だけがぐるぐる回っていた

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