悪魔なゾンビ少女
刺されてからそれなりの時間が経った。
状況がどうなっているのか全くわからない美香は地面に伏しているしかなかった。
だがそれも薄着に雨に濡れていると言うのもプラスされ寒さの限界に近づいていた。
「あーあ」
美香は自分の頭上から声が降って来るのを耳にした。
誰かなど確認する間も思う間もなく美香は身体を勢い良く起き上がらせた。
「寒いんだけど!!」
起き上がった美香は声の主に向かって見上げながら怒鳴った。
「ごめん」
直樹は一言そう言った。

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