光り輝く命~救ってくれたのは君だった~

〇突然の別れ〇

あれから隼人とは気まずいままだった。

ある日学校から帰ると、

父と兄がそろっていた。

「どうしたの?」

あたしがたずねると、

「大事な話があるから着替えてこい」

そう言われた。

あたしは父に言われるまま、

私服に着替えてリビングに戻った。

「座れ」

深刻そうな父の顔。

あたし、なにかしたっけ?

などと考えていたら、父が話しだした。

「実はな……里奈を引き取ることにした」

一瞬頭の中が真っ白になった。

「本当に!?」

「嘘ついてどうする」

そう言って父は豪快に笑った。

昔みたく戻れるんだ。

里奈がうちに来るのは一ヶ月後。

その前に、あたしと一樹で

里奈に会いに行くことが決まった。

里奈と同じ屋根の下で暮らせる。
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