我ら!恋愛探偵団
「ちょ、待って!彼犯罪級だからね?」
「裕太に俺からちゃんと言っておくから、安心して。謝りにも行かせる。」
黒山らいはそう言うとスッと、私の右手を掴んだ。
「キノコちゃん。片付けいこうか〜」
いつもと変わらぬ、口調でそんな事をいう。
「…うん…ありがと…」
「ん?!?!!?!。もう一回!」
「2回も言いません、てか離せっ!!」
片付け場所に言い合いしながら、戻っていく。
「ごめんちゃい……ちゃん…」
「本当つかえない」
裏でこんなやり取りしていたなんて。