Treasure
当たり前やん★
あたしがタダで人に物貸すなんか、ありえんわ。


「お前絶対、将来詐欺とかするわ…」

「ぼろ儲けやな★」

「うわ、認めた」

「うっさい、はよ行け」

「行くわ!」


パタパタ―――

ぶつぶつと言いながら向かった刹那。
ジュースの約束を取り付けたあたしは、ご機嫌♪
あ~、やったね♪

そんな時、後ろに、人の気配。


「あんたが遠野百合?」

「へ?」


知らん人に、名前を呼ばれた。
後ろを向くと、女の人。


「遠野…百合?」

「…はい……?」


ダレデスカ?
  この人ら


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