【完】君と出逢って恋をした。
学校を出て通学路を歩く。
さり気なく車道側を歩いてくれる風斗を見てニヤニヤしてしまう。
「気持ちわりぃ」
そんな私を見て一言そう言う風斗。
「気持ち悪い私を好きなくせに」
「じゃあ別れる?」
ボソッと呟くと風斗がとんでもないことを言い出した。
「えっ!?嫌だよ!?」
「冗談だっつーの」
意地悪な笑みを浮かべそう言った。
「馬鹿!」
私の鞄で風斗の背中を思いっきり殴った。
「いてぇよ、馬鹿力」
「なっ!」
馬鹿力って言うな!