夢道
文字は記号のような、
外国の文字のような、
そんな字で書かれていて
何が書いてあるのか
全然分からなかった。
「どうやって読むんだろう…?」
私は文字を見つめながら
考えている時に、
昔のことを思い出した。
それはロイさんが
私たちに教えてくれたことだった。
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「これが俺が作ったロイ文字!
すごいだろ~!」
ロイは自慢そうに
ノートに書かれた内容を
私たちに見せてきた。
記号などでつづられた
その文章と言えるのか分からない、
文字の羅列を見ても
私たちは何とも思わなかった。