残り10cmの恋
普段は、一緒に朝行かないから、少し
驚いた。
とりあえず、輝が、くれたピンクのアルパカを制服のポッケにいれる。
急いでキャリーバックを持って階段を降りた。
「気をつけろよ!!」
お父さんは、リビングから叫んでいる。
「はーい」
「隼(しゅん)、遥2日も帰って来ないのよー」
お母さんは、2階で寝ているお兄ちゃんを1階から呼んでいる。
すると、2階から「頑張ってこ~ぃ…」と眠そうな返事が帰ってきた。
「はーい」