本気の恋をしようじゃないか《加筆修正版》
「美和どうしたの?」
「え?あっ……うん。知り合いに似た人がいたかな~~って」
なんだか態とらしさを感じ、誰だろうと後ろを向こうとすると美和が少し慌てた様子でビールのおかわりしよう!と私を急かした。
でもどうしても後ろが気になり振り向こうとした時だった。

「小牧さんこっちです~」
「三田さんはしゃぎ過ぎよ」
「え~~だって~~念願の小牧さんと一緒に飲めるんですよ~。はしゃぎたくもなりますよ~。小牧さ~んお席奥ですからね~~」

え?っと思って後ろを確認しようと思ったがその必要はなかった。
男性2人に女性2人が私たちの席の前を通った。
そのうちの男性一人と美和の視線がバッチリ合って、男が止まった。
「あっ!」
男は美和をみて小さな声を上げると向かい合わせに座る私を見て目を見開いた。
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